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人手不足倒産が過去最高に「安い賃金で人を使い倒すから」と厳しい声
投稿日 2020年1月24日 09:00:47 (社会・金融)
人手不足による倒産は年々増加しており、日本経済の行末を憂う声も少なくない。ネット上ではキャリコネニュースの1月10日の記事「人手不足倒産がまた過去最高を更新」が注目を集めた。帝国データバンクが9日に発表した、人手不足による倒産に関する調査結果を伝える内容だ。
2019年の人手不足倒産は185件で、4年連続で過去最多を更新。業種別件数で上位となったのは「サービス業」「建設業」で、この2業種で全体の過半数(55.7%)を占めた。これを受けてガールズちゃんねるにはトピックが立ち、トピ主が「皆さんのお勤め先は人手不足ですか?」と問いかけると、
「ブラックだから人が逃げていくんでしょうよ」
「給料あげたら人来るでしょ。安い賃金で人を使い倒すから離れていくんだよ」などの苦言が相次いだ。(文:okei)
書き込みでは、記事が伝えたように「サービス業」や「建設業」関係者からの切実な訴えも次々に寄せられた。
「給料が低いし、おかしなクレーマーもいるし、ノルマもあったり、年末年始や土日祝日は休めないし、体もきつくなってくる」
「建設会社の事務です。殆どが定年間近の従業員ばかり。この先この業界大丈夫なのか?と不安です」
「旦那が鉄骨鳶で5年以上はたらいてるけど手取り20万いかない(中略)資格も色々取ったのに」などの嘆きが本当に多い。「接客業はクレーマーのせいじゃない?」という声には多くの賛同が集まっている。建設会社の事務職からは、外国人が増えている現状や、「海外から人材派遣の営業電話がガンガン掛かってくるよ!」などの報告が相次ぎ、もはや終末期。老朽化した国内のインフラ補修も怪しくなってくると危機感を覚える人もいる。
「年収は700万だからいい方なんだけど人が集まらない(建設業)」など、収入は悪くないという声も複数あったが、肉体労働のイメージや長時間労働、出張や休みが取りづらいという理由から敬遠されているようだ。
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Source: マネーニュース
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